子供が大きくなると、色々な物・事に興味を持ちますよね。
分かりやすいところではテレビ、絵本、音楽。時にはテレビに映った、または本に載っている動物自体に興味を持ったりします。
娘も動物園に連れて行って実物を見せたら反応が全然違ったので、今回は水族館に来てみました。
おたる水族館(小樽市祝津)
小樽・札幌圏に住んでいる方であれば、馴染み深い水族館ですよね。
今回、娘のお目当てはペンギンとイルカ、どんな反応を見せるか楽しみです。
階段を上った先に見える入り口の両サイドにある置物も、記憶にある限りでは変わっていないので懐かしくなります。
入ってすぐにお出迎えしてくれるのが、こちらのカメさん。
このカメさんはアカウミガメとアオウミガメ、かなり大きいです。でも手を出すと噛まれちゃうそうなので、そっと眺めます。
娘は最初のカメさんでかなり興奮、しきりに手を振って「カメさん!」を連呼。
もう今日はここでいいという感じの娘の手を引いて、水の仲間たちに会いに行きますよ~
形も種類もたくさん「水の仲間」たち
水槽の展示を歩いていくとたくさんの生き物が展示されています。
こんな色がきれいな魚もいれば(小さいので拡大)、
こんな大きな魚も、
1mはあります、大きい!
魚だけじゃありません、生きている・動いているタコを見るなんて初めての娘。
怖がるかと思いきや、間近でのぞき込んでいたのでビックリ。
そしてこんなにかわいい魚もいるんです、名前は「フウセンウオ」、風船みたいですね。
このほかにも色とりどりの魚がいます。種別や住んでいる地域に分けて展示してありますし、生態や特徴について解説が書いてありますよ。
お子さんが興味を持った生物がいたら、家でネット等を使って一緒に調べてみてはいかがでしょう。きっと楽しい思い出になると思います。
連続する魚類たち、すっかり魚観察モードになっているところに「コツメカワウソ」を発見!
ちょっとわかりづらいですが、写真右上のハンモックに2匹いるんです。
そしてこちらの面白いところはコレ、
水槽の下から何から透明なチューブが伸びています…
なんと廊下挟んだ向かい側に小さい水槽があって、繋がっているんです。
泳いで移動もしますし、上には透明のアクリルで囲った通路もあるんです。
ここを行ったりきたりするコツメカワウソが見れちゃうんですよ、かわいいですね。
しかしハンモックでお昼寝中のため、まったく動かず…こういうのも動物ならでは笑
すぐ目の前、迫力の海獣!
おたる水族館と言えば、海獣たちのショーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ペンギン、イルカにアザラシ、私たち夫婦も子供の頃にここで観ています。
子供の頃に観た方も、初めて観る方も是非、その迫力を楽しんでほしいです。
ショーのスケジュールは入り口に掲示してあるほか、webでも確認できますよ。
まずはアザラシのショー、水中からのジャンプのほか、投げたリングを上手に首にかけたりと自由自在な動きを披露してくれます。
この日は天気も良くて観客の皆さんも盛り上がっていました。
こちらはトド、かなり大きいです!
すぐ目の前で逆立ち、こっち側に倒れてきたらどうしよう、とか思ってしまいます笑
そしてショーの花形と言えばこちら、イルカですね!
3頭揃ってのご挨拶、娘は突然水中から飛び出てきた姿にビクッとしてました笑
ばっしゃーん!としぶきをあげてジャンプしてくれます、前の席は水をかぶるので注意です!
イルカは水中を時速40kmで泳ぐことができるそうで、動きがとても早いです。
おかげで写真のピントが合ったのは、この2枚だけ笑
海獣たちみんなが目の前で、一生懸命頑張っているところを見せてくれます。
ほんと、手が届きそうな距離です。
そして手が届きそうといえばこちら、
ペンギンの海まで遠足
ペンギンって何を考えているのか分からないところが大好きです、娘も「ペンペン」と言って気に入っている動物の1つです。
このペンギンが連なって、海にあるプールまで遠足するというのがこちらのイベント。
しかし、さすがペンギン、行動がすべて気の向くまま。
「遠足だよ~」と飼育員さんが囲いを開けても、誰も出てきません・・・。
「というか今、遠足したくないんだけど」という動きに見えて笑えます。
最終的には数羽が遠足することになり、海まで連なって歩き始めます。
ヨタヨタ、ペースもバラバラ、勝手気ままです。
こんな近い距離を歩くんですよ!
撫でたくなりますが、もちろん触っちゃダメです。
優しい飼育員さんに見守られながら、海まで無事到着。
途中、ペンギンの生態を説明するアナウンスや誘導の動きなど、随所に飼育している動物に対する熱意を感じます。
ペンギン舎の壁には飼育さんによる、ペンギンのこぼれ話も掲示してあります。
これは愛情をとても感じる内容でした、ぜひ内容を現地で見てみてください。
思わず微笑んでしまう、ペンギンの遠足はとても楽しかったですよ。
触ってみよう!海の仲間たち
タッチングエリアというコーナーが館内にあるのですが、これは海の生き物を手で触ってみようというもの。
ウニ、ヒトデといったお馴染みの生物もあれば、
肌にある角質を食べてくれる「ドクターフィッシュ」、テレビとかで見たことある方もいると思います。
そしてこれ!
ナマコの一種らしいのですが、これは無理!でした。見た目的にはかなりインパクトあります。
観察だけではなく「触れる」という体験ができるコーナー、子供たちが喜びそう。
でも見ていると、お母さんたち同士が一番声が大きかったです笑
大人も子供も楽しめるコーナーでした。
施設について
ところで館内の施設についてですが、入り口でベビーカーを借りることができます。(無料)
また入り口には授乳室(個室2部屋)、オムツ替えシートもあります。
男性用トイレにもオムツ替えシートがありましたので、お父さんも安心ですね。
なお館内に入ると授乳室は無いので、利用時は入り口まで戻る必要があります。
次に海獣たちがいる屋外(海側)に通じる道、これが結構な急こう配なのです。
ジグザグな下り坂で、大人でも力を入れて歩く必要があります。子供の場合、面白がって駆け下りると間違いなく止まれなくなりそうなので、注意しましょう。
帰り(上り)はエスカレーターがあります。
このためか電動カートに乗れるようですので、利用するのも良いと思います。
見た感じではベビーカーを押して、または子供を抱っこして坂を上り下りするのは結構大変そうなので、このあたりがさらに使いやすくなると嬉しいですね。
家族で訪れた久しぶりの水族館は楽しく、何より喜ぶ子供を見るのが一番楽しかったです。
娘がここで楽しかったという記憶を、大きくなっても覚えてくれていたら嬉しいです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
施設情報
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【住所・TEL】
小樽市祝津3丁目303番地
TEL:0134-33-1400
【料金】
・大人(高校生以上) 1400円
・小人(中学生以下) 530円
・幼児(3歳以上) 210円
・年間パスポート 2800円(大人)、1060円(小人)、420円(幼児)
【開園時間】(下記のほか夜間延長もあり)
・3月17日~10月15日 9:00~17:00 (最終入館 16:30)
・10月16日~11月25日 9:00~16:00 (最終入館 15:30)
・12月15日~2月24日 10:00~16:00 (最終入館 15:30)
【休園日】
・2月26日~3月16日
・11月26日~12月14日
※上記の開園・休園情報は年度により異なります、詳細は事前にお問い合わせ・ご確認ください。
【駐車場】
・有り
【最寄り交通】
・JR小樽駅よりバス「祝津線」「水族館線」乗車約25分